鍼灸師として働いている方の中には、鍼灸師という職業の将来的な需要を心配している方もいるのではないでしょうか。
医療が年々発展している現代において、この先、鍼灸師という職業がどうなっていくのか気になりますよね。
中には、この先もっと需要があって自分に合っている職業があるのではないかと転職を考えている方もいるかもしれません。
そこで今回は、鍼灸師という職業の今後の需要についてご紹介していきます。

□高まる鍼灸師の需要

鍼灸は経穴などを鍼や灸で刺激する物理療法であり、東洋医学の1つです。
一方で、現代社会においては、西洋医学が中心となりつつあり、最先端のテクノロジーが普及しています。
そのため、鍼灸師の今後の需要について心配する声も高まっているのは事実です。
しかしながら、高齢化社会における人々の意識の変化によって鍼灸師の需要は徐々に高まりつつあります。
病気をどう治すかという医療から、病気をどう予防するかという医療に注目が集まり始めており、この点で自然治癒の能力向上に寄与する予防治療にもなる鍼灸は需要が高まっているのです。

□美容のための鍼灸

近年、鍼灸の効能というのは病気を治したり、予防したりする以外にも様々な分野で利用され始めています。
その例の1つが、美容分野です。
マッサージや美容器具では施せなかった深部組織のリンパやツボを直接刺激することによって、血行を良くし表情筋を和らげる効果をもたらします。
副作用がなく、即効性が高く、持続性の高い鍼灸は美容分野でも大いに注目されています。

□スポーツのための鍼灸

美容分野と並び注目を集めているのがスポーツ分野における鍼灸です。
スポーツ選手の怪我の予防だけではなく、競技におけるパフォーマンスの向上に重宝されています。
特に、プロスポーツの世界ではドーピングに対する規制が厳しいので、外部から刺激するだけの鍼灸は、貴重な調整法であるという認知が高まっています。
スポーツ鍼灸では選手の体の調整だけではなく、食事や睡眠をはじめとした健康管理を一括してサポートすることも多く、選手と二人三脚で歩んでいく、非常にやりがいのある仕事ではないでしょうか。

□まとめ

今回は、鍼灸師の今後の需要についてご紹介しました。
西洋医学が発展している現代社会においても、人々の病気との付き合い方の転換期にあるため、予防としての鍼灸は今後需要が高まるとされています。
また、美容やスポーツといった様々な分野における鍼灸も需要が高まるでしょう。
今後の需要を心配されている方でも、鍼灸師を続けることをおすすめします。