鍼灸師の資格をお持ちで、転職をお考えの方はいらっしゃいますか。
鍼灸師は、あらゆる分野で需要が高まっている職業です。
その一つが、介護業界です。
今回は、介護業界での鍼灸師の働き方についてご紹介いたします。

□介護業界の深刻な人手不足

たびたびニュースにも取り上げられますが、現在の介護業界は深刻な人手不足に悩まされています。
原因としては、やはり少子高齢化の影響が大きいでしょう。
サポートを受ける側である高齢者が増加している一方、働き手である若い世代が減少しているので、必然的に介護士の人手不足が起こります。
また、現状では介護業界の労働環境は、働きにくいイメージを持たれがちです。
そういったマイナスのイメージも、若者が離れていってしまう要因の一つでしょう。
ただ、改善のための取り組みもなされています。
例えば、政府が閣議決定した「新しい経済政策パッケージ」。
勤続10年以上のスタッフに、月額8万円相当の処遇改善を行うというものです。
この政策は、勤続10年以上というハードルが高すぎるとの議論がありますが、介護業界の環境改善への大切な一歩です。
このように、介護業界が今よりもよくなっていく動きがあります。

□介護業界での鍼灸師の役割

では実際に、介護業界においてどのような働き方があるのでしょうか。

*介護福祉センター

介護福祉センター専属の鍼灸師、つまり介護福祉センターに就職するという形です。
上でも述べた通り、介護福祉センターでの勤務にいいイメージが持てない方もいるかもしれません。
ですがもちろん、仕事環境が整備され、働きやすい職場もあります。
そして、介護業界において「鍼灸師」の資格を持っている人材は貴重です。
鍼灸師の資格を持つ働き手を求める施設はたくさんあるので、自分に合った環境を選択できる可能性が高いです。

*リハビリセンター

お年寄りがけがをしてしまうと、若い人に比べて回復が遅れます。
さらに、投薬治療に抵抗感を持つ方もいます。
そのため、副作用などの心配が少ない鍼灸治療はお年寄りのリハビリに適していると言えます。

*訪問サービス

足腰が弱ってしまい、施設まで通えないお年寄りのもとに訪問して、施術する働き方です。
デイサービスのある介護施設に就職する形や、フリーランスという形も考えられます。
こういった介護のサービスは、今後ますます増えていくでしょう。

□まとめ

今回は、鍼灸師の介護業界への転職についてご案内いたしました。
これからの時代、鍼灸師の需要はますます増えることが予想されます。
介護業界を、転職先として考えてみてはいかがでしょうか。