柔道整復師として働く方の中には、今の職場から離れて新たな環境で働きたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、介護施設を新たな職場とするという選択肢です。
近年、日本は高齢化社会が進行しており、それに伴って介護施設も増加してきました。
接骨院や整骨院でしか働いたことのない柔道整復師が、本当に介護施設で活躍できるか気になりますよね。
そこで今回は、柔道整復師がどうして介護施設で活躍できるのか解説します。

□活躍の場の広がり

一昔前までは、柔道整復師という職業は街の接骨院や整骨院に所属して地域の患者さんの治療を行うのが一般的でした。
しかし、近年、柔道整復師の働き方は多様化しており、スポーツトレーナーや介護施設を活躍の場とする方も多くなってきました。
その中でも、今回は介護施設での働き方を取り上げたいと思います。

□介護施設で活躍するには

介護施設という職場で働く柔道整復師の多くは「機能訓練指導員」という役割を務めます。
これは、高齢者が自立した生活を送ることができるように、必要な機能訓練を支援する仕事です。
簡単に言えば、高齢者の方の生活の質を高めることや体の様々な機能を低下させないことを目的として、訓練を行うといったものです。
特別養護老人ホームでは、条件として1つの施設に機能訓練指導員を1人配置しなければなりません。
そのため、現代社会において、機能訓練指導員の需要は高まりつつあります。
また、特別養護老人ホーム以外にも、デイサービスやショートステイなどの介護施設でも機能訓練指導員は活躍しています。
皆さまの中にもご家族や親戚がこういった介護施設を利用されているという方がいるのではないでしょうか。
このように、機能訓練指導員は多くの高齢者に頼られる仕事であることがわかります。

□柔道整復師の強みとは

機能訓練指導員になろうと思っても、誰でもなれるというわけではありません。
機能訓練指導員として働くためには、いくつか指定された資格が必要であり、その中の1つが柔道整復師なのです。
他にも理学療法士をはじめとするいくつかの資格を持っていても機能訓練指導員を務めることはできますが、柔道整復師は運動という側面での機能訓練をサポートすることができます。
もちろん、整骨院や接骨院で患者の症状と向き合ってきた経験や様々な患者さんとコミュニケーションを取ってきた経験も活かしながら働くことができます。
そのため、患者さんの状況に合わせて機能訓練の指導ができることは、柔道整復師の大きな特徴であると言えます。

□まとめ

今回は、柔道整復師がどうして介護施設で活躍できるのか解説しました。
柔道整復師の活躍の場は徐々に広がっており、その中の一つに機能訓練指導員という選択肢があります。
患者さんに応じた運動指導ができるという他にはない柔道整復師の強みを活かせることができます。
多くの人を助ける場所で活躍したいという方は、ぜひこの機会に介護施設で働くということも検討されてみてはいかがでしょうか。